2002-11-26 ArtNo.30206
◆三菱商事、Neel Metal Productsに5%出資
【アーマダバード】三菱商事はハリヤナ州Gurgaonを拠点に自動車産業向け鉄鋼加工サービスを手がけるNeel Metal Products Ltd(NMPL)の少数権益を取得する見通しだ。
エコノミック・タイムズが11月20日消息筋の言として報じたところによると、三菱商事はNMPLから非累積完全償還可能優先株(non-cumulative fully-redeemable preference shares)を提供されるものと見られ、同優先株はNMPLの総発行株式の5%に相当する新株に転換できる。しかし取引の詳細は伝えられていない。
三菱商事は同権益買収後、NMPLに自動車用鋼板の切断/加工技術を移転する見通しで、三菱がより多くの資金をNMPLに注入し、この方面のビジネスを拡張する可能性も予想されている。NMPLは、自動車業界向けスタンピングやスチール・コンポーネントの製造を手がけており、Gurgaon工場にはこの他、剪断加工やプレス・コイル施設も設けられている。これ以前には川崎製鉄もNMPLに10%出資している。
NMPLの親会社Jay Bharat Maruti Limited(JBML)は、Maruti Udyog Ltd(MUL)と民間パートナーが合弁で設立した自動車部品メーカーで、シート・メタル・コンポーネント/アセンブリー/サブアセンブリーの製造を手がけている。JBMLはまた、HMT Ltdと、ツール・ルームを設ける合弁契約も結んでいる。
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