2002-11-25 ArtNo.30199
◆Zydus Cadila、アヒル胎児狂犬病ワクチン製造
【バンガロール】Zydus Cadila Healthcare(ZCH)は精製アヒル胎児狂犬病ワクチン(purified duck embryo rabies vaccine)を国内で独自生産する計画だ。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズが11月21/22日伝えたところによると、ZCHのMadhav Kulkarni上級副社長とS Nagaraj営業担当GMは、狂犬病ワクチン“vaxirab”の発売記念記者界の席上、以上の消息を語った。
それによると、スイス企業Berna Biotechの技術支援下にグジャラート州Ahmedabadに無菌アヒル飼育場及びワクチン製造施設を設ける準備を進めており、同施設では当初月間12万5000ドースのワクチンが製造される。月間製造能力は需要次第で500万ドースに拡張できる。新施設の操業初年度の売り上げは17クロー(US$352万)と見積もられる。ワクチンのコストは国内で生産することにより大幅に引き下げることができる。
Bernaはワクチンの製造を停止し、ZCHからアウトソーシングする方針で、このためZCHは狂犬病ワクチンの国際供給ベースを務めることになる。
ZCHはまたBerna Biotechと手を結び2003年1月末までに水痘ワクチンをインドに紹介する計画で、既にインド政府の認可を取得し、臨床試験を進めている。この他、A型肝炎及びMMRワクチンをインド市場に投入することをBerna Biotechと協議していると言う。
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