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2002-11-25 ArtNo.30198
◆ＴＣＳ、新薬開発ソフトウェア・ツール・パッケージ開発
【ハイデラバード】Tata Consultancy Services (TCS)は、科学産業調査評議会(CSIR:Council for Scientific and Industrial Research)と共同で、新薬の開発や分析を加速する“Bio-Suite”と称する新ソフトウェア・パッケージの開発に取り組んでいる。
インディアン・エクスプレスが11月21日報じたところによると、ＴＣＳのM Vidyasagar上級副社長(先端技術担当)は同紙に以上の消息を語った。それによると、これはＴＣＳがCSIRや他の研究機関と共同で進めるニュー・ミレニアム・インディアン・テクノロジー・リーダーシップ・イニシアチブ(NMITLI:New Millennium Indian Technology Leadership Initiative)の一環で、ＴＣＳは2003年5月にバイオ・スイートαバージョンの発売を予定している。
バイオインフォマティクス領域におけるポータブルで、スケーラブルなソフトウェア・スイート、バイオ・スイートは、ゲノム分析、遺伝子配列(gene sequence)分析、3Ｄモデリング、シュミレーション、マニピュレーション、構造改変、薬品デザイン、パスウェー・モデリング、ＳＮＰ分析、複合ゲノミクス等の領域に応用できる。
全プロジェクト・コストは15クロー(US$310万)と見積もられ、ＴＣＳはその分担する作業を7.8クロー(US$161万)で請け負った。
ＴＣＳのAdvanced Technology Divisionにより開発された同スイートは、Compaq、IBM Aix、SGI、Linux clusters等のプラットフォーム上を走らせることができ、Unix及びLinuxオペレーティング・システムに対応している。米国拠点のAccelや英国企業Triposにより開発された同様のソフトウェアに比べ優れた特徴を備えている。
この種のソフトウェアの市場は2億5000万米ドル前後だが、同ソフトウェアに関連して提供されるサービス市場は15億米ドル以上と見積もられると言う。
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