【バンガロール】Canon Indiaは20日、デジタル・カメラ8製品、ビデオ・カムコーダ4製品、カメラダイレクトプリンタ3製品を含む一連のデジタル・フォト製品を発売した。価格は消費者向けが1万5000～10万ルピー(US$310-2068)、プロフェッショナル向けが10万～53万9000ルピー(US$2068-1万1145)。
インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが11月21／22日報じたところによると、キヤノン・インディアはこの他、プリンタ、スキャナー、複合周辺機器(scanner and multi function peripheral)セグメントに新たに8製品を追加した。即ちレーザー・プリンタ2種、スキャナー2種、ボーダレス・ホーム・プリンタ1種、複合機3種。
キヤノン・インディアのAlok Bharadwaj重役(消費者ｲﾒｰｼﾞﾝｸﾞ&ｲﾝﾌｫﾒｰｼｮﾝ部門担当取締役兼GM)によると、インドのデジタル・フォト市場は年率77％以上の成長を見ており、昨年(2001-02)の3万ユニットから今年は5万4000ユニットに拡大する見通しだ。
キヤノン・インディアの年商は年率35％の成長を見、2005年末には500クロー(US$1.034億)に達するものと見られる。消費者イメージング＆インフォメーション部門の年商は来年末までに90クロー(US$1861万)に達し、成長の牽引役を担う見通しだ。2002年の消費者イメージング＆インフォメーション製品市場規模は300万ユニット、600クロー(US$1.24億)と見積もられ、この内デジタル・カメラ市場は5万4050ユニット、132クロー(US$2730万)と予想される。キヤノンはデジタル・カメラ市場の20％のシェア獲得を目指していると言う。