SEAnews 2002-11-22 ArtNo.30185

【ニューデリー】業界の先頭を切って中国製モーターサイクルの輸入に乗り出した地元二輪車メーカー、Monto Motors Ltd(MML)は、近く150ｃｃのクルーザー・モーターサイクル“Cosmo Cruiser”を発売する。
インディアン・エクスプレスが11月20日伝えたところによると、ＭＭＬのR Chibber重役(ﾏｰｹｯﾃｨﾝｸﾞ担当GM)は19日、ＰＴＩ通信に以上の計画を語った。それによると、新バイクの価格は約5万5000ルピーで、メトロや他の大都市への同社の進出に道を開く役割を担う。
新バイクには、セルフ・スターター、キック・スターター、リモート・スターター、盗難防止警報装置、ギア表示器、走行距離表示メーター、エレクトロニク・ロッキング等が装備される。
Avantiレーンジ・モーペッドのメーカーとして知られるＭＭＬは、目下、ラジャスタン州Alwarの工場で100ｃｃの“Cosmo Blaster”を月間4000台製造しているが、近く月産1万台に拡大する。これまでのところ同社は300社のディーラー網を通じ主に都市郊外市場をターゲットにそのバイクを販売している。
中国の重慶力帆轟達集団(Chongqing Lifan Hongda Group)製バイクの輸入を手がけるＭＭＬは、来年は、110ＣＣバイク“Cosmo Bright”及び125ｃｃの“Cosmo Soljier”の発売も計画している。Lifanは三輪車やテレビジョン、洗濯機、エアコン、小型発電器の製造も手がけており、ＭＭＬはこれらの製品も追々インドで製造する計画と言う。