2002-11-22 ArtNo.30179
◆Adaptec、ハイデラバードにiSCSIラブ設置
【ハイデラバード】米国を拠点とするインターネット・プロトコル(IP)ストーリッジ・ネットワーキングのリーダー、Adaptec Incは向こう2年間にインド業務に1000万米ドルを投資すると発表した。
ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月19日報じたところによると、Adaptec IncのDavid A Sommers副社長(エンジニアリング担当)は18日記者会見し以上の消息を語った。
それによると投資の大きな部分がアンドラプラデシュ州Hyderabadにおける事業に投じられる。目下、カルナタカ州Bangaloreに小規模なソフトウェアの開発やIBMに対するサービスを手がける開発センターを設けているAdaptecは、新規投資を通じハイデラバードに同社が米国で開発した製品の検査を手がけるテスティング・ラブを設ける。またハイデラバードにおける研究開発(R&D)業務も検討されている。例えば来年初に市場に投入される予定のiSCSI(small computer system interface)新製品のテストもハイデラバードで手がけられる。MicrosoftのBill Gates会長は先週、同社がハイデラバードに設けたMicrosoft Indian Development Centreに、IPストーリッジ関連のチームを組織すると発表したが、Adaptecもマイクロソフトのこの方面の活動に関係している。
Adaptec IndiaのRaghu Allamsetty重役(MD)によると、iSCSIコンパティビリティー・ラブの関係設備には150万米ドル前後が投資されるが、同ラブに配置されるチームは大規模なものではないと言う。
|