1995-09-04 ArtNo.3017
◆<比>上半期のGNP成長率5.2%
【マニラ】フィリピンの今年上半期の国民総生産(GNP)成長率は5.2%と、昨年同期の4.7%を上回った。
シエリト・アビト経済計画相が1日明らかにしたところによると、第2四半期の成長率は5%にとどまり、第1四半期の5.5%から鈍化した。しかし6~6.5%の通年の成長目標は実現可能で、政府としては現状で同目標を下方修正する考えはない。また今年上半期の国内総生産(GDP)も昨年同期の4.1%から4.8%に加速している。同期には民間支出も公共支出も共に堅調で、農業及び漁業部門のみが不振だった。公共支出の伸びに支えられ、建設業の成長率は9.3%を記録、輸出も昨年同期の17%を下回ったものの15.4%の成長を見た。最大の輸出品目は繊維とセミコンダクター製品だった。(ST,BT,LZ:9/2)
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