2002-11-12 ArtNo.30118
◆GM/フィアット、Ranjangaon工場にUS$1億投資
【ニューデリー】General MotorsとFiatは、インドにおける戦略的提携の一環としてマハラシュトラ州Pune近郊Ranjangaonのフィアット工場でパワートレイン(伝動機構)/エンジンの他、新モデルも製造することを検討、同計画に1億米ドルを共同投資する。
ビジネス・スタンダードが11月8日報じたところによるとFiat India幹部は同紙に以上の消息を語った。それによると、生産分与方式によりフィアット工場でGMモデルを製造、インド市場に供給する可能性が検討されている。同幹部は共同プロジェクトの青写真が目下作成されていると語ったが、何時完成するかは明確にしなかった。
フィアット・インディアは数年前にRanjangaonに新工場の用地を確保したが、その後Premier Automobilesと合弁で後者のKurla工場を利用して製造業務を手がけることに方針を転換、Ranjangaonにおける工場建設計画は完成に至っていない。フィアット筋によると、Ranjangaon工場におけるGMとの合弁製造事業がスタートしても、Kurla工場における製造業務は維持されると言う。
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