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2002-11-11 ArtNo.30112
◆Sun Pharma、R&Dに年間US$1500万投資
【ムンバイ】地元製薬会社Sun Pharmaceutical Ltd(SPL)は向こう3年間に研究開発(R&D)事業に毎年1500万米ドルを投資する計画で、同資金の大きな部分が人体臨床試験(human clinical studies)に投じられる。
 インディアン・エクスプレスが11月5日報じたところによると、SPLのDilip Sanghvi会長兼MDは第2四半期業績発表会後記者会見し、以上の消息を語った。それによると、人体臨床試験は新薬物送達システム(NDDS:new drug delivery systems)と新化学物質(new chemical entity)に関わる2製品に関して進められる。今年(2002-03)の資本支出はR&D予算も含め70クロー(US$1447万)。今年第2四半期のR&D支出の売上に対する比率は4.5%だが、通年のそれは9.5%になる。
 R&D支出の増加は主にマハラシュトラ州Mumbai及びグジャラート州BarodaにおけるR&D施設に対する投資に伴うもので、これらの施設は2003年1月に部分的にオープン、2003年6月に全面稼働する。
 SPLは3ヶ月以内に米国デトロイト拠点の49%子会社Caraco Pharma向けにバルク薬品の輸出を開始する。
 今年通年の売上は2100万米ドル(6月発表時のUS$1600万-1800万から上方修正)と見積もられ、目下のところ営業額の20%が海外市場における売上で占められている。
 向こう6ヶ月間には2件の簡略化新薬申請(ANDA:abbreviated new drug application)を米国食品薬品局(FDA)に提出する計画だ。
 提案されている株式のバイバック計画完了後もプロモーターのSPL持ち分は75%未満に維持される。プロモーターは現在65%強を保持している。取締役会はまた額面10ルピーの株式を額面5ルピーの株式に分割することを提案したと言う。
 一方、インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが11月4/5日伝えたところによると、SPLは、米国子会社Caracoとは別個に、独自のANDAを米国FDAに提出する計画で、取り分けPara IV申請に照準を合わせている。Caracoは目下6件のANDA認可を待っていると言う。
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