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2002-11-11 ArtNo.30111
◆Gail/ハルディア石化、特別目的会社創設準備
【コルカタ】Gas Authority of India Ltd (GAIL)とHaldia Petrochemicals Ltd (HPL)は、商業/操業面における両社の提携を実行に移す特別目的会社(SPV:special purpose vehicle)の設立を準備している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月7日消息筋の言として報じたところによると、先週ニューデリーを訪れたHPL副会長を務めるPurnendu Chatterjee氏は、Gailトップと関係問題を協議した。交渉は進捗を見ており、幾つかの点に関してなお詰めが必要だが、これらの点に関して合意が成立するなら協定草案が作成される。SPVは両社のマーケッティング協定を実行に移す。同協定の下、両社は互恵の原則(reciprocal basis)に基づき相互に相手の製品を販売する。またGailとHPLの交渉には、HPLが関係する合弁会社3社とGAILの提携問題も含まれる。
GAILは自ら製造していないポリプロピレンをHPLから購入し、北部市場で販売、HPLは同様に自ら製造していないある種のグレードのポリエチレンをGAILから購入し、東部市場で販売する。
GAILは同アレンジのために300クロー(US$6203万)をHPLに投じる他、別途200クロー(US$4136万)前後をHPLの自己資本に注入する。目下Ernst and Youngが、HPLのデュー・ディリジェンスを進めると同時に、同注入額の算定を行っている。
HPLにとって、GAILによるこの500クロー(US$1.034億)の新資金注入は極めて重要な意味を有し、債権金融機関が債務再編パッケージを承認する条件にもなっている。
SPVはまたGAILの一部の製品をHPL工場で加工/再包装し、Haldia港から海外に輸出する可能性もある。これによりHPLは設備稼働率を高めることができると言う。
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