2002-11-11 ArtNo.30110
◆HDO、豪マッケンジーと製油所関連技術領域で提携
【ムンバイ】エンジニアリング・メジャー、Jumboグループ傘下のHindustan Dorr Oliver (HDO)は、オーストラリア企業Mackenzieと石油産業オンショア施設に関わる技術移転協定を結んだ。
インディアン・エクスプレスが11月6日報じたところによると、資本集約産業に関わるエンジニアリング・コンサルタンシー、ターンキー・プロジェクト、パルプ/紙/化学/製薬/選鉱/石油精製産業向け設備の製造・納入、スリランカ/ネパール/バングラデシュ/東欧・中東・アフリカ諸国向け輸出業務等を手がけるHDOは、これ以前にはベルギー企業Seghers NVと後者が特許権を保持する工業用上水・下水処理施設Unitankに関わる技術移転契約を結んでいる。
HDOは最近、国際企業との競争に勝ちイラク石油省から汚水処理施設の建設に関わる430万ユーロの契約を獲得した。同契約はイラクや他の湾岸諸国における同様の契約獲得の先駆になる可能性がある。HDOはイラクにおける3件の水処理プラント・プロジェクトを受注した経歴を有する。
事業多角化計画の一環としてギアボックスやミネラル・ウォーターの製造、ビジネス・センターの建設等に進出することも検討するHDOは、パルプ・製紙、鉱業、石油・精製、酒造、蒸留関連の先端技術を保持する企業と提携交渉を進めていると言う。
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