2002-11-07 ArtNo.30094
◆富士通/RPG合弁会社、香港企業と中国ソフト市場開拓
【ムンバイ】富士通と地元RPG Enterprisesの合弁に成るZensar Technologiesは、香港企業Asia Logistics Technologies (ALT)と50:50の合弁会社Hanzen Technologiesを設立、中国ソフトウェア市場の開拓に乗り出す。
エコノミック・タイムズが11月2日、Zensarのステートメントを引用し報じたところによると、両社はこのほど関係合弁契約に調印した。Hanzen Technologiesは中国で営業する初のインド/中国合弁会社になる。Hanzen Technologiesは広東省珠海市を拠点に、ソフトウェア開発施設を設け、中国や近隣諸国の需要に応じる。
ZensarのGanesh Natarajan副会長兼MDによると、Hanzenは、ZensarとALTの専門知識を梃子にコンサルタント・サービスを提供する。これには中国ソフトウェア企業のための訓練コース、専門的コンサルテーション、CMM(Capability Maturity Model/能力成熟度モデル)アセスメントや証明が含まれる。
Zensarは、また支配権益と経営権の獲得を目指し、複数のBPO (Business Process Outsourcing)企業と商談を進めているが、まだ妥結するに至っていない。
目下のところソフトウェアの注文開発、オフショア・アプリケーション・メンテナンス・サービスがZensarの売上の75%を占めていると言う。
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