SEAnews 2002-11-07 ArtNo.30091

【ニューデリー】今年上半期の二輪車輸出はモーターサイクルの好調な伸びに牽引されたが、スクーターの輸出は下降した。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが11月3／4日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の発表を引用し報じたところによると、今年上半期のモーターサイクルとステップスルーの輸出台数は昨年同期比129.4％増の5万5703台を記録した。メーカー別に見ると、Bajaj Auto Ltd(BAL)は昨年同期比212.5％増の2万1913台、Yamaha Motorは同143.6％増の1万8935台、 Hero Hondaは同46.3％増の1万130台、TVS Motor Companyは同215.5％増の3683台をそれぞれ輸出したが、Kinetic Engineeringは同54.3％減の255台、Royal Enfield Motorsは同11.2％減の749台にとどまった。
今年上半期のスクーターとスクータレットの輸出台数は昨年同期比17.4％減の1万2208台だった。ＢＡＬの今年上半期の輸出は昨年同期比15％減の3699台、ＬＭＬのそれは同44.2％減の2936台にとどまった。しかしHonda Motorcycle and Scooterのそれは好調な3171台をマークした。
今年上半期のモーペッド輸出は昨年同期比6.81％増の9774台を記録、Kinetic Engineeringの同輸出台数は昨年同期比44％増の1395台、Majestic Autoのそれは同23.9％増の7251台を記録した。
今年上半期の三輪車輸出は、ＢＡＬとPiaggio Vehicles Indiaの好調に支えられ、昨年同期比213％増の1万7766台をマークした。