2002-11-05 ArtNo.30079
◆フィンランド企業、組み込みソフト開発にUS$1千万投資
【コーチ】フィンランドを拠点にする年商180億米ドルのLockpole Technologiesは、ケララ州Kochi付近に1000万米ドルを投資、組み込みシステム用ソフトウェアのデザイン/開発センターを設ける計画だ。
インディアン・エクスプレスが11月1日報じたところによると、Lockpoleのカントリー・マネージャー、Prince John Periapuurath氏は同紙に以上の消息を語った。それによると、同社にとってインド第2のセンターは2003年11月に設けられる。
航空、国防、テクノロジー・サービス等、幅広い領域の製品を手がけるLockpoleは、近くインドに一連の同社製品を紹介する。これらの製品にはインターネット/テレビジョン/電話/FAX等の機能を集合したコンバージャンス・ボックス、微弱なセルラ・シグナルを増幅、モバイル・フォーンの送受信距離を最大450キロまで延長できるモバイル・ブースター、衛星通信対応ワールドワイド・データ・ネットワークにアクセスし、インターネット電話が可能なコンバージャンス・フォーン(Cphone)が含まれる。
V-90ソフト・モデム/デュアル32ビット・プロセッサーを内蔵したコンバージャンス・ボックスの価格は6800ルピー(US$141)。
サテライト・データ・パケット・スイッチング・テクノロジーを応用、様々なネットワークの切り替えが可能なCphoneの価格は2万ルピー(US$414)だが、インド・ユーザーは当初4000ルピー(US$83)を支払いさえすれば、毎月200ルピー(US$4)の賃貸料で、無制限の通話ができると言う。
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