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2002-11-05 ArtNo.30069
◆配管会社Stewarts & Lloyds、海外技術パートナー物色
【コルカタ】Tata Iron Steel Company (Tisco)傘下の工業用配管会社Stewarts & Lloyds of India Ltd(SLIL)は、総合的流体処理システムのプロバイーダーに変身する計画の一環として必要な技術ノーハウをもたらす海外の戦略パートナーを物色している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月2日報じたところによると、SLILのUtpal Dhar重役(MD)は同紙に以上の消息を語った。それによると、SLILは戦略パートナーを選考するためコンサルタントを近く指名する。同社は同パートナーから受注とその実行に関わる技術ノーハウを手に入れる。またパートナーが望むなら株式の一部を提供する用意も有る。
SLILは既にオーストラリアのMcKenzie Hydro Carbon、韓国のSung IL Machinery Instrumentation Co Ltd、米国のCII for Value & Control Systems等と、戦略提携を結んでいる。これらのパートナーはある種の工業プロジェクトに関わる技術支援を提供、SLILはこれに対して料金を支払っている。しかし目下物色している海外パートナーには、個別のプロジェクトに関係したものではなく、一般的な技術情報の提供が求められる。
SLILは基礎的準備作業を担当するプロジェクト・エンジニアリング部門を創設する一方、未経験の肥料/鉄鋼/電力/水処理プラントの改装も引き受ける計画だ。またインド海軍や沿岸警備隊の船舶の修復工事に共同入札するため、最近Garden Reach Shipbuilders & Engineers (GRSE)と提携覚書を交換した。
マハラシュトラ州Mumbaiの遊休工場は売却する計画で、既に広告済みだが、まだ買い手はついていない。ムンバイ工場同様、パイプやアクセサリーの製造を手がける西ベンガル州Kolkataの工場はスタッフを200人から43人に縮小、高圧ボイラー用パイプラインの製造に乗り出した。
SLILの2001-02年の営業額は、前年の35.72クローから34.99クロー(US$724万)に下降、税引き前利益は1.87クローから2.01クロー(US$42万)に微増したものの、税引き利益は1.44クローから1.30クロー(US$27万)にダウンした。今会計年度は売上50クロー(US$1034万)を目指していると言う。
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