【ムンバイ】Tata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)の今年第2四半期の純益は、昨年同期の27.36クローから203.18クロー(US$4201万)に642.62%ジャンプした。
ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレスが10月30日伝えたところによると、第2四半期の営業額は1932.23クローから2207クロー(US$4.56億)に14.8%アップした。在庫は55クロー(US$1137万)以上にのぼり、従業員削減コストも昨年同期の57.61クローから84.22クロー(US$1742万)に増加したものの、原料消費は僅かに下降、金利負担も76.41クロー(US$1580万)にほぼ20%減少した。この結果営業利益マージンは昨年同期の14.8%から23.47%に改善した。
TiscoのB Muthuraman重役(MD)によると、数度の値上げに伴う価格実現率(price realisation)の改善、製品ミックスの改善、販売ボリュームの拡大が業績の改善につながった。今年下半期の見通しも明るく、鉄鋼価格は依然として上昇するものと予想される。今年上半期の国内鉄鋼消費はほぼ9%拡大、通年では7-8%の成長が見込めると言う。