2002-11-01 ArtNo.30061
◆SAIL、年内に1千ルピー値上げ検討、上半期の損失下降
【ニューデイー】Steel Authority of India Ltd(SAIL)は過去2四半期の鉄鋼需要の拡大を好感、今会計年度内にさらにトン当たり1000ルピー程度値上げすることを検討している。
エコノミック・タイムズが10月31日、SAILのVS Jain会長の言として報じたところによると、依然として熱間圧延(HR)コイルのトン当たり価格を500~1000ルピー値上げする余地が存在する。値上げの時期は未定だが、今日のマーケット・シナリオからすれば2ヶ月以内の値上げもあり得る。鉄鋼市況の復調から今年上半期のSAILの損失は、昨年同期の704クローから456クロー(US$9429万)に縮小した。向こう2年間に、年間4~5%の値上がりと、ボリューム販売の10%の伸びが実現されれば、同社の財政状況は大幅に強化されると言う。
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