SEAnews 2002-11-01 ArtNo.30058

【ムンバイ】Tata Engineering and Locomotive Company Ltyd (TELCO)は今年第2四半期(2002/7-9)に58.8クロー(US$1216万)の純益を計上、昨年同期の61.8クロー(US$1278万)の損失から黒字転換を果たした。
インディアン・エクスプレスとザ・ヒンドゥーが10月31日報じたところによると、第2四半期の営業額は2575.72クロー(US$5.326億)と、昨年同期の2054.48クローを25.4％上回った。営業マージンも12.08％と、昨年同期の8.42％から改善、過去14年来の最高をマークした。
第2四半期の商用車販売台数は昨年同期の1万8882台から2万3719台に、乗用車のそれは2万447台から2万8969台に、それぞれ拡大した。乗用車Indicaプロジェクトは税引き前に初の利益を計上、上半期には採算ラインを実現した。
TelcoのPraveen Kadle重役(財務担当ED)及びV Sumantran重役(乗用車担当ED)によると、Telcoは一連の新製品の売り出しを通じ攻勢に転じる計画で、2002年5月－2003年3月の間に12の新製品を市場に投入する。これらには、ロー・フロア・バス、多用途車Safariのガソリン及びディーゼル新バージョン、中型セダン“Indigo”、小型乗用車Indicaのエステート・バージョンが含まれる。
Telcoは次世代多用途車のプラットフォーム開発に取り組んでおり、同プラットフォームは全てのバージョンを包含している。しかし既存施設を利用するため開発コストはそれほど大きくない。また国際的プレゼンスを拡大する狙いから2002年9月には商用車／乗用車ビジネスを統合した輸出部門も組織したと言う。