2002-10-31 ArtNo.30046
◆ソフトウェア輸出、向こう5年間25~28%成長:調査会社
【ムンバイ】世界のテクノロジー支出の回復は遅れているものの、インドのソフトウェア輸出は2006-07年まで年率25-28%の成長を遂げ、8万2540-9万3130クロー(US$170億-193億)に達する見通しだ。
エコノミック・タイムズとデカン・ヘラルドが10月28/29日報じたところによると、信用格付け会社Credit Rating Information Services of India Ltd(CRISIL)はこのほど発表したCRIS INFACレポートの中で以上のように報告している。CRIS INFACのソフトウェア部門に関する報告によると、国内ソフトウェア市場は22-25%の成長を見、2006-07年には3万410-3万4080クロー(US$62億8800万-70億4700万)に達するものと見られる。
しかし、インドに拠点を設けたグローバルITメジャー等との競争の過熱、雇用/セールス&マーケッティング・コストの上昇等から、ソフトウェア業界の利益マージンは今後2~3年下降線を辿るものと予想される。今会計年度上半期には大部分のプレーヤーのマージンが150~300ベイシス・ポイントの落ち込みを見た。
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