2002-10-29 ArtNo.30028
◆Monnet Ispat、商業ベースの石炭洗浄施設提案
【ニューデリー】Monnet Ispat Ltd(MIL)は国営Coal India Ltd(CIL)と、商業ベースで経営される石炭洗浄施設を建設する商談を進めている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月26日、MIL筋の言として報じたところによると、同社は各250万トンのキャパシティーの洗浄施設を、CIL傘下のMahanadi Coalfields Ltd (MCL)/Western Coalfields Ltd (WCL)/South Eastern Coalfields Ltd (SECL)の抗口に設けることを計画しており、これら3つの洗浄施設のキャパシティーはその後500万トンに拡張できる。MILは、買収、長期リース、その他の可能な方式により用地を取得することを提案している。洗浄会社は、石炭バイヤーの依頼に基づき料金ベースで洗浄を引き受ける。目下のところ国内の全ての洗浄施設は炭坑会社のキャプティブ施設として経営されている。
石炭産業省の推計によれば、石炭を抗口で洗浄した後輸送することにより、輸送コストを12~15%削減できる。MILは土地取得等の手続きを今会計年度末までに完了し、その後1年をかけて洗浄施設を建設する計画だ。
MILは米国拠点の石炭洗浄技術のリーダーDaniels社と、90:10の出資率でMonnet Daniel Coal Washeries Private Ltdを設立した。同合弁会社はパンジャブ州電力局(PSEB:Punjab State Electricity Board)のためにキャパシティー420万トンの石炭洗浄施設を目下建設中で、別にカルナタカ州電力局(KSEB)からも洗浄施設の注文を得ていると言う。
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