2002-10-28 ArtNo.30010
◆第10次5カ年計画期間の鉄鉱石需要1.22億トン
【コルカタ】インドにおける鉄鉱石の年間需要は第10次5カ年計画期間に1億2200万トンに拡大するものと予想される。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月24日、鉱物産業サブ委員会傘下の鉄鋼・合金鉄委員会のレポートを引用し報じたところによると、1億2200万トンの鉄鉱石需要の内訳は次の通り。BF/BOFルートによる3529万トンの熔銑の製造に5647万トン(1:1.6)、377万トンの銑鉄の製造に603万トン(1:1.6)、315万トンの石炭ベースの直接還元鉄(DRI)の製造に504万トン(1:1.6)、415万トンのガス・ベースのDRI(塊鉱を50%使用)の製造に311万トン(1:1.5)、138万トンのペレットの製造に138万トン(1:1)。
この他、第10次5カ年計画期間の鉄鉱石の粗輸出量は4500万トンと見積もられ、内ペレット650万トンと精鉱100万トンを除いた純輸出量は3750万トンになる。
したがって第10次5カ年計画期間の鉄鉱石総需要は国内需要8445万トンと輸出需要3750万トンを合わせ、合計1億2195万トンになる。
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