2002-10-24 ArtNo.29994
◆Nagarjuna、製油所プロジェクトの金融アレンジ近く完了
【ハイデラバード】タミールナド州Cuddaloreに3000クロー(US$6.2億)を投じて年間処理能力600万トンの石油精製施設の建設を目指すNagarjunaグループは、このほど金融アレンジが間もなく完了すると発表した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが10月21日ナガールジュナ幹部の言を引用し報じたところによると、金融アレンジは2ヶ月以内に完成するはずだ。
プロジェクトには、Nagarjuna Fertilisers and Chemicals Ltdが51%、Oman Oilが26%、Tamil Nadu Industrial Development Corporation (TIDCO)が2%を出資することになっており、残りの18%を出資する戦略パートナーを物色している。ナガールジュナ・グループは1300クローの拠出を約束しており、これまでに既に800クローを支出している。当初Indian Oil Corporation (IOC)が計画に関心を示したが、その後出資を見合わせた経緯が有る。
製油所及び海事ターミナル建設に対する環境森林省の環境認可を含め、必要な認可は全て取得、ドイツの製油所施設の購入・移動、エンジニアリング・サービス、資材調達、建設管理に関わる契約や、原油供給/製品輸出等に関わるプロセス・ライセンス協定も既に調印済みで、技術サービスや経営・保守に関わる契約の詰めが行われていると言う。
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