【ハイデラバード】このほどインドを訪れたマレーシアのマハティール首相は16日、アンドラプラデシュ州Hyderabadで記者会見し、インド、取り分けアンドラプラデシュ州の膨大なソフトウェア人材を活用しマレーシアの経済成長を加速する構想を披露した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが10月17日伝えたところによると、マハティール首相は、この日Satyam Computer Services、Infosys Technologies、Indian Institute of Information Technology(IIIT)及びアンドラプラデシュ州情報技術(IT)産業のショーピース・センター、HiTec Cityを訪問、Chandrababu Naidu首席大臣やトップ企業経営者と会談した。首相によると、マレーシアはインド企業と手を携え、共通の利益を開拓することに強い関心を抱いている。
これに対してNaidu首席大臣は、お馴染みのパワーポイントを駆使したプレゼンテーションを行い、アンドラプラデシュ州の過去7年間の発展ぶりを披露するとともに、ソフトウェア領域を強みとするアンドラプラデシュ州とハードウェア領域のリーダー、マレーシアのIT領域における提携の潜在性を強調した。
マハティール首相はまた、プロトン・カーのインド、取り分けアンドラプラデシュ州における製造計画が棚上げされた理由を調査することを約束した。首相によると、計画は再構築することが可能で、マハティール首相自身、インドにプロトン・カーの製造施設を設けることに強い関心を抱いていると言う。