【ニューデリー】インド政府が原油と石油製品の戦略的備蓄を計画する中、政府系ガス会社Gas Authority of India Limited (Gail)は天然ガスの戦略的備蓄を提案した。
インディアン・エクスプレスが10月17日、石油天然ガス省幹部の言として報じたところによると、洞穴や廃坑を利用したガスの備蓄は西側諸国で広く行われているが、インドではまだ試されたことがない。
消息筋によると、GAILのProshanto Banerjee会長兼MDは石油天然ガス省のB K Chaturvedi次官に宛てた書簡の中で、グジャラート州、クリシュナ・ゴダヴァリ盆地(Krishna Godavari Basin)、コーヴェリ盆地(Cauvery Basin)、その他の複数の戦略的立地点に天然ガスの貯蔵施設を設ける事業家調査を行うよう提案した。
Banerjee氏は、インディアン・エクスプレスのインタビューに対して以上の消息を確認するとともに、Institute of French Petroleum(IFP)の協力の下にGAILが関係調査を進め、3ヶ月以内に石油天然ガス省に具体的提案を行う方針を明らかにした。