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2002-10-17 ArtNo.29961
◆ラオ政権、バジパイ/ガンディ政権に差をつけ最高支持率マーク
【ニューデリー】インド経済界のリーダー(CEO)らは、P V Narasimha Rao政権の最初の3年間の治世が、Rajiv Gandhi及びAtal Bihari Vajpayee政権の最初の3年間の治世に比べ最も実り多かったと評価した。
ビジネス・スタンダードは10月14日、地元企業50社のCEOを対象にアンケート調査したところ54%がラオ政権、36%がバジパイ政権、10%がガンディ政権に、それぞれ軍配を挙げたと報じた。
それによると調査を受けたほとんど全てのCEOがインド経済の自由化に対するラオ政権の貢献を評価した。デリーを拠点にする大手建設会社のCEOは、「ラオ政権は行き詰まりを打破し、経済改革をスタートさせた。これは大きな勇気を必要とすることであり、したがってラオ政権の貢献が最も大きい」と語った。SRF LtdのArun Bharat Ram副会長兼MDは「Manmohan Singh蔵相を全面的に支持したラオ首相は包容力の大きい首相であり、経済改革を最適に管理し、促進することができた」と評価した。
大部分のCEOは、バジパイ政権の民営化と外資導入アジェンダを歓迎しているものの、閣内の論争で泥沼にのめり込んだと見ている。Ballarpur Industries LtdのGautam Thapar副会長兼MDは、「バジパイ政権は1歩前進するごとに、2歩後退している」と指摘、消費者用電子/テレビジョン製造業者協会(CETMA:Consumer Electronics and Television Manufacturers Association)のRajeev Karwal会頭は「バジパイ政権は断続的に仕事に精を出すが、何か良い方針を決めても、そのたびに混乱を来し、首相が調停せねばならない状況に陥っている」嘆息した。Adobe IndiaのNaresh Chand Gupta重役(MD)も「バジパイ政権は自由化に対する多くの公約を行っているものの、経済成長に必要なある種の重要決定を下そうとする度に、世界ヒンドウ協会(VHP:Vishwa Hindu Parishad)や民族奉仕団(RSS:Rashtriya Swayamsevak Sangh)の圧力を受け後退を強いられている」と指摘した。VideoconのV N Dhoot会長によると、バジパイ首相は他の歴代首相と異なり、クリーンなイメージを抱かれており、このことが政府内や外部に生じた危機の乗り切りに役立っていると言う。
しかしながら少数のCEOは、ガンディ首相を、3人の首相の中ではベストと評価した。グジャラート・ミルク・マーケッティング連盟協同組合(GCMMF:Gujarat Co-operative Milk Marketing Federation)のB M Vyas重役(MD)は「ガンディ首相は改革の後ろ盾を務め、そのアジェンダは研ぎ澄まされ、明快だった。それに引き替え他の政府は事業家精神に欠けている」とコメントした。某ホテル会社の幹部は「ガンディ政権は改革を志向し、ビジョンを掲げ、ゴールを設定したものの、十分な時間がなかった」と指摘、Monnet Ispat LtdのSandeep Jajodia重役(MD)は、「自由化はバジパイ政権の下で、トップ・ギアにシフトしたが、旧体制を打破して改革の先鞭をつけたのはガンディ政権であり、両政権の優劣はつけがたい」と語った。
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