2002-10-15 ArtNo.29940
◆ムンバイにおけるトラック輸送料、向こう1週間も安定
【ムンバイ】ムンバイから他の地域に向かう9トン積みトラックの陸送料金は向こう1週間も安定を保つ見通しだ。
インディアン・エクスプレスが10月14日、運輸業者筋の言として報じたところによると、一般に祝祭日シーズン前には貨物輸送が増大、運送料も上昇するものだが、現在の貨物の移動状況とトラック・キャパシティーの供給余力から見て向こう1週間に値上がりが生じる可能性は少ない。
過去数日の低調な需要とトラック輸送業者の低い予約情況から、ムンバイにおける運送料の先行きは不透明になっている。こうした低調な市況はなお暫く持続しそうだ。
北部の大部分の都市に向かうトラック料金は200~500ルピー値下がりしており、例えばMumbai/Sringar間料金は2万9000~3万1000ルピーの間を変動した後、今では2万9000ルピーのレベルに落ち着いている。ウッタルプラデシュ向け需要は先週やや上昇したが、Agra及びAllahabad向け料金は前週と同じレベルにとどまっている。南部、西部向けトラック料金は、低需要から横這い状態にある。
業者筋によると、祝祭日シーズの到来に関わらず、南部と西部向け輸送需要は、昨年同期に比べ低めに推移していると言う。
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