SEAnews 2002-10-15 ArtNo.29936

【コルカタ】Exide Industries Ltd傘下のCaldyne Automatics Ltd(CAL)は、テレコム業界向けＳＭＲ(switch mode rectifiers:UPSの交流入力側に設けられ、交流を直流に変換、充電器としても使用される)の生産に乗り出す。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月11日伝えたところによると、ＣＡＬのS.K. Mukherjee重役(MD)は、先週木曜(10/10)催された新工場開所式の席上マスコミに以上の消息を語った。それによると、電気通信局(DOT:Department of Telecommunications)の基準に倣い完全な電力供給システムを製造する計画で、プロジェクト・コストは4.5クロー(US$92万)と見積もられる。ＣＡＬは米国Infinity Motorsの子会社Infinity E V Motorsと、ＳＭＲの製造に関わる技術協定を結んだ。
ＣＡＬは鉄道向け直流電力供給システムを製造することも計画している。Indian Railwaysは1500クロー(US$3.06億)を投じて総合的な安全確保システムを導入する計画だが、CALの電力システムが中心的役割を担うことになる。
ＣＡＬの電力供給システムは、発電／送電／配電領域における直流電力装置需要に応じることができ、同社のシステムはカルナタカ州Kaiga及びラジャスタン州の原子力発電所にも採用されていると言う。