SEAnews 2002-10-15 ArtNo.29935

【プネー】LG Electronics Ltdは向こう3年間にインドにおける事業拡張に約500クロー(US$1.02億)を追加投資する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月12日、LG Electronics India Ltd(LGEIL)のK.R. Kim重役(MD)の言を引用し伝えたところによると、全自動／半自動洗濯機の製造施設にこれまでに2500万米ドルを投じたLGEILは、洗濯機新モデルの開発に1000万米ドルを追加投資する。フロント・ローディング全自動洗濯機は目下輸入しているが、来年までにウッタルプラデシュ州Noidaに設けた工場で生産を開始、価格の引き下げを図る。
このほどLG Soundmaster 100を発売したLGEILは、新モデルを梃子に向こう6ヶ月間にカラーテレビジョン(CTV)の販売を大幅に拡大、年間販売台数100万台を目指す。またＣＴＶ市場におけるシェアを2001年の12％から2002年末までに17％に拡大する。
先頃買収したマハラシュトラ州Nashikの工場では、これまで従来型ＣＴＶを製造して来たが、FlatronレーンジのＣＴＶの製造を最近開始した。今年末までには電子レンジや洗濯機、その他の家電製品の製造も開始する。
このほどデリーとグジャラート州でハイエンド・オーディオ製品の販売を開始、オーディオ市場に進出したLGEILは、祝祭日シーズンにはプレミアムＤＶＤエンターテインメント・プレーヤーを全国的規模で販促する。オーディオ市場に関しては、少数のプレーヤーに支配されているハイエンド・セグメントに当面照準を合わせると言う。