2002-10-15 ArtNo.29934
◆マイクロソフト、ソフトウェア・ベンダー支援ラブ開設
【ニューデリー】Microsoft Corporationは、インドの独立ソフトウェア開発業者(ISV:independent software vendor)がマイクロソフトの技術を応用し、各種アプリケーションを開発するのを支援する狙いからカルナタカ州Bangaloreに20クロー(US$408万)を投じてソフトウェア開発ラブ(SDL:software development lab)を設けた。
ビジネス・スタンダードが10月11日伝えたところによると、Microsoft Corporation India(MCI)のRajiv Kaul重役(MD)はこのほど以上の消息を語った。それによると、マイクロソフトはインドのISVにマーケッティングや広告面でも支援を提供する。マイクロソフトはインド企業の潜在性を汲み取る狙いから先行投資を行ったが、求められればインド企業への出資にも応じる。
マイクロソフトの支援プログラムは、小企業から大企業まで、全てのカテゴリーをカバーしており、取り分け小企業の受ける恩恵が最も大きいと言う。
目下、直面する経済的スランプはMCIの今年の営業額にも影響を及ぼす見通しだ。過去4、5年、MCIの売上は年率約45%の成長を遂げて来たが、今年はそれほど高い成長は期待できない。とは言え、依然として業界平均を上回る成長を実現できると言う。
|