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2002-10-14 ArtNo.29931
◆中国需要の急増でステンレス・スチール輸出53%アップ
【コルカタ】中国における需要急増に助けられ、インドの今会計年度のステンレス・スチール輸出は53%の成長を遂げる見通しだ。
ビジネス・スタンダードが10月9日報じたところによると、昨年通年のステンレス・スチールの輸出は17万トンだったが、今年は上半期(2002/4-9)だけで13万トンに達した。Jindal Strips Ltd (JSL)のArvind Parakh財務担当取締役は、現在のトレンドが持続すると予想した。同氏によると、今年JSLは既に300クロー(US$6118万)の輸出を達成したが、昨年上半期のそれは64クローだった。JSLは輸出の照準を中国に合わせている。中国のステンレス・スチール需要は年率20%の成長を見ており、こうした傾向は持続する見通しだ。中国の年間ステンレス・スチール需要は220万トンと見積もられる。これに対して中国の国内生産量は70万~80万トンと見られ、不足分は輸入に依存している。このため対中輸出の潜在性は極めて大きい。
実際のところ、今年の国内における鉄鋼消費量も昨年を8~9%上回っている。国内市場では代替材料としてのステンレス・スチールの利用が拡大、取り分け家電製品領域の需要が高まっている。このため価格実現率(Price realisations)も改善した。JSLは先月も2~5%値上げ、今年に入って以来の値上げ幅は25~30%に達している。炭素鋼と異なりステンレス・スチールは年初以来値下がりの兆候は一度も生じていない。とは言え今年は、これ以上の値上がりは予想されない。仮に一層値上がりすれば、炭素鋼部門同様、値引きするものが出て来る。
インド国内におけるステンレス・スチールの年産能力は75万トンで、JSLがその内38万5000トンを占めている。JSL以外の主要プレーヤーには、Salem Steel、Mukand、Shah Alloysが含まれる。
JSLは目下電炉を増設しており、同工事が完成すると、年産能力は40万トンに拡大する。加えてデボトルネッキングやバランシング機器の導入により、来年の年産能力は50万トンに拡大する見通しだ。こうした拡張事業に同社は50クロー(US$1020万)を投資すると言う。
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