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	2002-10-10 ArtNo.29909 
	◆通信機器のTripoint Global、製造施設設置 
	【ニューデリー】米国拠点のワイヤレス&サテライト機器及びソリューション・プロバイダー、Tripoint Globalは、インドに完全出資子会社を設立、インド及び、アフリカ、中東、中央アジア市場の開拓を目指す。 
  インディアン・エクスプレスが10月7日報じたところによると、既に外国投資促進局(FIPB:Foreign Investment Promotion Board)から関係認可を取得したトリポイントは初年度に製造施設の建設とマーケッティングに200万米ドルを投資する。 
  トリポイントのBrad Majeras副社長兼GM(システム部門)及びRandeep Sethi社長(アジア担当)によると、製造施設に関しては、当面RF(radio frequency)機器の開発を手がける計画で、向こう8~9カ月間にエンジニア約50人を雇用する。  
  トリポイントは目下一部の開発業務をテレコム関連企業に外注している。インドでは小規模な電磁石製造業者にエンジニア100人分の仕事を発注している。 
  全世界に13施設を擁し、1500人を雇用するトリポイントの2001年11月期年度営業額は2億6000万米ドルをマークした。同営業額に対するインドの貢献は10%に満たない。 
  トリポイントはインドで先ずTRIA(Transmit Receive Isolation Assembly)を製造する計画で、またVSAT(very small aperture terminals)アンテナの製造も手がける。VSATに関しては既に6000アンテナを製造したと言う。 
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