SEAnews 2002-10-10 ArtNo.29905

【バンガロール】Hero Motors Ltd(HML)は、最近発売したステップスルー、“EZEE-SX”、“Hero Smart”に続き、一連の新モデルを発売、向こう3年間にインド国内及び海外のmoto-scooter市場を開拓する。
エコノミック・タイムズが10月7日報じたところによると、ＨＭＬのPankaj Munjal重役(MD)は、このほど記者会見し以上の消息を語った。それによると、Hero Design Groupは、イタリヤやフランスの複数の企業からモータースクーターのデザインを買収、これに改良を加えた後、これから2004年までの間に一連の新モデルを紹介する。
Sanjay Bhardwaj副社長によると、より大きな車輪、ディスク・ブレーキ、カバーされたエンジンを特徴とするスマートで安全なモータースクーターは、二輪車市場を拡大し、新ユーザー・セグメントの開拓にも寄与する見通しだ。
ＨＤＧにより設計されたマニュアル変速バージョンのEZEE-SXとHero Smartが最近、北部と西部地区において1万9900ルピーと2万1500ルピーで発売された。需要動向を見た上、バリオマチック(ベルト駆動自動変速)バージョンの発売も検討されている。
2003年には、一層先端的なモーターバイク及びスクーターが紹介される。タイで大ヒットしたコンセプトをベースにした92ｃｃのHero Thaiは、2003年3月に2万2000～2万4000ルピーで発売される。また100ｃｃのＵＴＶ(仮称)が来年8月前後に2万6000～2万8000ルピーで売り出される。
2004年には、ハイエンドな100－120ｃｃ(ｺｰﾄﾞﾈｰﾑ491)及び200－250ｃｃ(ｺｰﾄﾞﾈｰﾑA6)の2モデルが紹介される。この内後者は最近流行のクルーザー・クラスのモータースクーターと言う。