2002-10-10 ArtNo.29903
◆15社がアルミ会社Nalco民営化入札の事前審査を通過
【ニューデリー】フランスのAluminium Pechiney、Russian Aluminium、スイスのGlencore、米国のAlcan、カナダのAlcoaを含む内外の企業15社が、National Aluminium Company (Nalco)政府持ち分売却入札の事前審査を通過した。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドが10月8日、オフィシャル・ソースの言として伝えたところによると、事前審査を通過したものには、地元のSterlite Industries Ltd(SIL)とHindalco Industries Ltd(HIL)も含まれ、入札意向書(EOI:expression of interest)を提出したものの内1社が2億5000万米ドルの自己資本規定を満たさず失格した。デュー・ディリジェンスは10月末までに実施される。
目下Nalcoの87.15%のシェアを握っている政府は、約59%を手放す。内訳を見ると、20%が米国預託証券(ADR)の発行、10%が国内公募、29%強が戦略的売却を通じてそれぞれ処分される。
ABN Amro-Rotschild-Enam Securitiesがグローバル・アドバイザーを、ICICI Securities-JP Morganが共同幹事(co-book runners)を務める。
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