2002-10-08 ArtNo.29901
◆Nicholas Piramal/Allergan、新バルク薬品製造施設増設
【ハイデラバード】インドの地場製薬会社Nicholas Piramal India Ltd(NPIL)は、傘下のGlobal Bulk Drugs and Fine Chemicals Private Ltd(GBDFC)を通じ、約20クロー(US$408万)を投資、アンドラプラデシュ州Hyderabad近郊に新製造施設を建設、カリフォルニア拠点のAllergan Inc及びAllergan India Ltd(AIL)のために高付加価値の眼科及び皮膚科バルク薬品を製造する。
ビジネス・スタンダードが10月5日伝えたところによると、年商約80クロー(US$1632万)のGBDFCは、幅広いバルク薬品の製造を手がけている。NPILとAllergan Incの合弁に成るAILは先週木曜(10/3)の取締役会で、NPILの製造技術を利用してバルク薬品と製剤のポートフォリオを拡大、輸出市場を開拓する方針を決めた。インド目薬市場の17.5%のシェアを握る創業以来6年の合弁会社AILの2001-02年度純益は12.45クロー(US$254万)、売上は66クロー(US$1346万)を記録した。
Allergan Inc.のDavid E I Pyott重役(CEO)は取締役会の席上、「両社の強みを結びつけインド市場のリーダーとして浮上したAllerganとNPILは、今後製造/輸出領域における協力を一層強化する」と語った。
Allerganは、NIPLの製造施設を利用することにより東南アジアやアフリカ諸国の未開拓市場を開拓すると言う。
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