【チェンナイ】Sony India Ltd(SIL)は次期会計年度に750クロー(US$1.53億)の売上達成を目指すとともに、フラット・カラー・テレビジョン(CTV)及びミニ・オーディオ・ハイファイ市場における足場を強化する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズが10月5日伝えたところによると、SILのイシイ・テルオ重役(MD)は記者会見の席上以上の目標を明らかにした。それによると、SILの昨年の営業額は600クロー(US$1.22億)をマークした。今年の売上の50~55%はCTV、15%はハイファイ・オーディオ・システム、残りはその他の品目で占められる見通しだ。市場調査会社ORG-GFKによると昨年の国内CTV販売台数は530万台で、今年は645万台に達する見通しだ。SILのCTV市場シェアは昨年3~4%を記録したが、今年は5~6%が見込める。
インドのカー・オーディオ市場規模は75クロー(US$1530万)と見積もられ、SILは28%のシェアを占めている。SILは年末の祝祭日シーズに向け一連の新製品の発売を予定しており、CTVに関しては大型スクリーン製品4種と、21インチ・モデル1種を、DVDハイファイ・セグメントについては、3万~7万5000ルピーの製品を、ホーム・シアター・セグメントについては2万2000ルピー以上の製品を紹介する計画と言う。