2002-10-08 ArtNo.29891
◆Bhushan、アフリカにオフショア・ユニット設置準備
【ニューデリー】Bhushan Steel & Strips Ltd(BSSL)はアフリカにオフショア・ユニットを設け、国際市場向け亜鉛鍍金製品の生産レベルを引き上げる計画だ。
ビジネス・スタンダードが10月7日、BSSL幹部の言として報じたところによると、投資額は30クロー(US$612万)前後で、新たな施設が設けられ、これにより輸出ビジネスは140%拡大するものと期待される。しかしまだ関係市場の調査が進められている段階で最終的な決定は何も下されていない。BSSLの昨年の輸出は140クロー(US$2855万)に達したものと見られ、今年の輸出売上は既に180クロー(US$3671万)に達している。
一方、Khampoliプロジェクトの完成にはさらに1年を要する見通しだ。第1期分は2003年3月、第2期分は同年9月までにそれぞれ完工する。BSSLはこれまでに同プロジェクトに486クロー(US$9912万)を投資、必要資金は主にICICI Bank、State Bank of India、Bank of Indiaから借り入れた。プロジェクトはインド南部と西部の需要に応じるとともに、輸出ビジネスの拡大に寄与する見通しだ。BSSLの主要市場には米国、中国、ネパール、アフリカが含まれる。
他方、BSSLとBhushan Ltdの合併計画は株主により正式に承認された。2001-02年度の両社の合計純益は前年の69クローから72クロー(US$1468万)に拡大、今年は合計2250クロー(US$4.59億)の売上達成が目指されている。国内市場では自動車部門と消費財部門が同社の成長を牽引していると言う。
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