2002-10-03 ArtNo.29856
◆Plethico、細胞遺伝子情報調査サービス提供
【ムンバイ】マドヤプラデシュ州Indoreを拠点にする年商200クロー(US$4079万)のPlethico Pharmaceuticals Ltd(PPL)は、細胞遺伝子情報(cellular genetic information)の研究を通じ、数十億米ドルと見積もられるゲノム市場の開拓に乗り出す。
ビジネス・スタンダードが10月1日報じたところによると、PPLのRajiv Bedi副社長補は同紙に以上の消息を語った。それによるとPPLは指導的な某企業と細胞遺伝子情報の共同研究に関する商談を進めており、話し合いは進捗を見ている。
細胞遺伝子情報は、ターゲットとする人口層における薬品の効果や毒性を予測するのに役立つ。したがってより安全で有効な薬品の開発につながる。細胞遺伝子情報はまた先端的診断ツールの開発にも欠かせない。
アナリストによると細胞遺伝子情報の研究はインドやアジアでは、まだ比較的未開拓な領域だが、世界のゲノミクス市場は400億米ドルと見積もられ、試験管内診断市場は2004-05年までに190億米ドルに成長する見通しだ。インドにおける妊娠・ヒト免疫不全ウィルス(HIV)・リーシュマニア症(住血鞭毛虫疾患)・結核・癌等の診断に関わるゲノミクス診断学市場は5億米ドルと見積もられると言う。
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