2002-10-03 ArtNo.29855
◆Cosmo Films、BOPP市場シェア55%にアップ
【ニューデリー】Gujarat Propackを傘下に収めたCosmo Films Ltd(CFL)のフレキシブル包装材、二軸延伸ポリプロピレン(BOPP:biaxially oriented polypropylene)市場におけるシェアは、これまでの35%から55%に拡大した。
エコノミック・タイムズが9月30日伝えたところによると、CFLのGujarat Propackの合併は2002年9月20日に発効した。両社合併後のBOPP製造能力は3万6600トンと、世界のBOPPメーカー・トップ15社に列する。インド国内のBOPP製造能力は6万6000トンで、主要メーカーには、Flex Industries(市場シェア22%)とMax India(同14%)が含まれる。
グジャラート州Baroda拠点のGujarat Propackを昨年買収したCFLは、金融再編を行い、Gujarat Propackの流動資産を35クロー(714万)から19クロー(US$388万)に16クロー(US$326万)削減、負債を59クロー(US$1203万)から42クロー(US$857万)に縮小した。流動資産の縮小は製品在庫の縮小を通じて行われた。これにより資産の運用効率がアップ、一部の負債の返済が可能になった。
CFLは今後更に45クロー(US$918万)を投じてBOPPの製造能力を3万6600トンから4万6600トンに拡張する。CFLは最近80クロー(US$1632万)の借款を取り入れたが、内50クロー(US$1018万)はInternational Finance Corporationから、20クロー(US$408万)はRabo Bankから、10クロー(US$204万)はExim Bankから、それぞれ借り入れたと言う。
|