2002-10-03 ArtNo.29854
◆HPL、商業運転後8ヶ月間にUS$1.02億損失計上
【コルカタ】西ベンガル州政府とThe Chatterjee Group(TCG)が各43%、Tataグループが14%出資するHaldia Petrochemicals Ltd (HPL)は、2001年8月-2002年3月の8ヶ月間に1400クロー(US$2.855億)の売上と501.5クロー(US$1.02億)の損失を計上した。
インディアン・エクスプレスが10月1日伝えたところによると、2001年8月1日に商業運転を開始したHPLは、その後2002年3月末までの8ヶ月間にポリマー510キロ・トンと液体製品325キロ・トンを生産した。大型損失は、金利と減価償却費が573クロー(US$1.17億)に達したためで、この内金利負担だけで369クロー(US$7526万)にのぼる。
加えてポリマー価格の低迷と、ナフサの高騰で、マージンは大幅に縮小、減価償却費/金利/税を控除する以前の利益は71.30クロー(US$1454万)にとどまった。
しかし2003年度には、下流部門製品の値上がりと原油/ナフサ価格の下降が予想されるため、マージンは改善する見通しと言う。
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