2002-10-03 ArtNo.29845
◆SAIL、第10次計画期間に技術向上にUS$10.2億投資
【コルカタ】国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)は、国際競争に耐える効率とコスト競争力をつける狙いから第10次5カ年計画期間に5000クロー(US$10.2億)を投じ、技術ベースの向上を図る。
エコノミック・タイムズが9月29日SAIL筋の言を引用し報じたところによると、資金難に直面するSAILは過去5年間、資本支出の抑制に努めて来たが、今会計年度は500クロー(US$1.02億)の投資を予定している。5カ年計画期間の最初の年は連続鋳造能力(concast)の拡張、エネルギー効率のアップ、高付加価値製品の製造拡大に力が入れられる。2003-04年には800クロー(US$1.63億)、2004-05年には1000クロー(US$2.04億)、2005-06年には1200クロー(US$2.45億)、2006-07年には1500クロー(US$3.06億)が、それぞれ投資される。投資プロジェクトは鉄鋼市場の需要に応じて立案され、一部のプロジェクトは既に実行段階に有り、一部のプロジェクトは原則的承認を得ている。また他のプロジェクトはフィジビリティー・レポートが目下準備されていると言う。
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