2002-10-01 ArtNo.29840
◆VisualSoft、BPO/ITES市場の主要プレーヤー目指す
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州Hyderabadを拠点にソフトウェア関連の製品/サービス業務を手がけるVisualSoft Technologies Ltd(VSTL)は、ビジネスの再編完了に伴い、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)及び情報技術(IT)対応サービス(ITES)に本腰を入れ、ハイエンド・ソリューション/サービス市場の主要プレーヤーを目指す。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月27日伝えたところによると、VSTLのDVS Raju会長兼MDは、先週木曜に催された年次総会の席上、以上の方針を語った。それによると、新戦略にはBPO市場への参入、製品部門の分離独立、ハイエンド・ソリューション・ビジネスのマーケッティング・ネットワーク補強が含まれる。またアンドラプラデシュ州Vishakhapatnamに向こう12ヶ月間に18クロー(US$367万)を投じ、BPO子会社を設立する計画で、既に用地を確保している。
VSTLはまた既存顧客の一部と、請求処理(claims processing)/技術製品支援/コール・センター・サービス等を含むバック・エンド・オフィスやBPOサービスの提供に関する商談を進めている。
過去1年余りIT市況が低迷する中で、ビジネス・ミックスに再編を加え、製品会社からソリューション会社に変身したVSTLは、インド・ハイエンド・ソリューション/サービス市場のトップ企業として浮上することを目指している。
VSTLは組織再編に際してマンパワーを温存、これらの人員とともにソリューション・セグメントへの方向転換を果たした。フォーチュン番付に名を連ねるトップ企業にハイエンド・ソリューションを提供する急成長企業に生まれ変わったVSTLは、今年、25%の目標を上回る成長が見込めると言う。
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