2002-10-01 ArtNo.29836
◆Royal Enfield、LightningをThunderbird新モデルに転換
【ニューデリー】Eicherグループ傘下の大型バイク製造会社Royal Enfield Motors(REM)は、535ccバイク“Lightning”を、“Thunderbird”サブ・ブランドの新モデルに入れ換える。
エコノミック・タイムズが9月28日報じたところによると、REMのSiddhartha Lal重役(CEO)は同紙に以上の消息を語った。それによると、新モデルの具体的仕様は今後6ヶ月間に詰められるが、パワーは既存のものと同レベルの500ccプラスに維持される。インドで製造された初のクルーザー・バイクとして4年前に発売されたLightningの価格は7万5000~8万ルピーと、同社のモーターサイクル・モデルとしては最高で、月間約100台が販売されている。REMはこの他、Bulletレーンジのクラシック・バイクと350ccエンジンを搭載したThunderbirdブランド1モデルを製造・販売している。
Bulletレーンジも、エンジン・キャパシティーは現状にとどめられるが、より高性能なものにアップ・グレードされる。
一方、REMは昨年導入したコスト削減策の一環としてフレーム、パネル、シート等のコンポーネントのアウトソーシングを開始した。またタミールナド州Chennai工場の稼働水準が最適なレベルに引き上げられる一方、ラジャスタン州Jaipurの年産1万3000台の工場の操業は停止された。しかしチェンナイ工場がフル稼働すれば、ジャイプール工場の操業も再開される。
REMの昨年の販売台数は2万5000台弱で、今年は30%増を見込んでいると言う。
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