【ニューデリー】科学産業調査評議会(CSIR:Council for Scientific and Industrial Research)は生物組織をゲノム次元で比較するコンピューター・ベースの方式を開発、既に国際特許権も取得したもようだ。
エコノミック・タイムズが9月26日報じたところによると、同方式は抗菌薬物のスクリーンニング検査や伝染病の診断にも利用できる。CSIRは目下、カルナタカ州Bangalore拠点のコンピューター・システム・マーケッティング会社Tata Elxsiと、同発明品のライセンス供与に関する交渉を進めている。
オフィシャル・ソースは、CSIRと生化学技術センター(CBT:The Centre for Biochemical Technology)のSK Brahmachari理事及びDash Debasis氏が、特許協力条約(PCT:Patents Co-operation Treaty)に基づき既に特許権を取得したと語った。
しかしCSIRの特許権オフィスは特許権取得申請を行ったことを確認したものの、既に取得したか否かについては確認を控えた。