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	2002-09-30 ArtNo.29819 
	◆二輪車メーカー、成長目標を5~10%ポイント下方修正? 
	【ムンバイ】ディーラー筋は、二輪車メーカーが向こう半年間にその成長目標を5~10%ポイント下方修正するものと予想している。 
  エコノミック・タイムズが9月26日報じたところによると、ボリューム販売の伸び率は、西部と南部では15~20%、北部では10%未満に減速する見通しで、ディーラーらは、値下げやプロモーションの費用の一部を負担せねばならなくなることを懸念している。 
  Bajaj Auto Ltd(BAL)のR.L.Ravichandran副社長によると、製造業者1社当たりのディーラーの数が増加したことから、各ディーラーのマージンは圧力を受けざるを得ない。また地域的に市場が拡大すれば、ディーラーはサブ・ディーラーを通じて遠隔地の販売を行うため、ディーラー・コミッションの大きな部分がサブ・ディーラーに支払われることになる。 
  エントリー及びエグゼクティブ・セグメントのマージンが大幅な縮小を見ている反面、ハイエンド・バイクは、余りプロモーションが行われず、ディスカウントもないため、依然大きなマージンを享受できる。 
  一方、追い上げる側のBALとTVSが比較的楽観的なのに対し、守勢に立つHero Hondaは、ライバルの新製品に市場を奪われるのではないかと、神経質にならざるを得ないと言う。 
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