2002-09-26 ArtNo.29806
◆Siemens VDO、ソーシング・センター設置
【バンガロール】Siemens VDO Automotive Ltd(SVAL)はハリヤナ州Gurgaonの既存施設にKe320指数メーター(quotient meter)のグローバル・ソーシング・センターを設ける計画だ。
インディアン・エクスプレスが9月25日、SVALのPhilip De Jager重役(MD)の言として報じたところによると、指数メーターは温度計、圧力計、燃料計等に用いられ、グルガオン工場には2.5クロー(US$51万)を投じて年産800万ユニットの全自動組み立てラインが増設される。新設備は2003年第1四半期に稼働する予定で、その際には、製品の70%が輸出され、全世界の相手先商標製造業者(OEM)の需要に応じる。残りの30%は国内で販売される。
またSVALはSiemens VDOグループのグローバル・ソーシング・センターの1つになる見通しだ。しかし同構想は初歩的段階にあり、実現にはなお時間を要する。
この他、SVALは中国、マレーシア、タイ等、アジア市場への輸出を近く開始する。目下、売上の15%は欧州、米国、オーストラリア、メキシコ等への輸出により稼がれている。走行計、タコメーター、スピードメーターのコンピテンス・センターを務めるSVALは、アジア諸国への輸出にも本腰を入れる計画と言う。
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