【ムンバイ】ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Service Companies)は、情報技術(IT)支出が今年は横這いにとどまるものの、2003-04年には増勢を回復すると見ている。
ビジネス・スタンダードが9月25日報じたところによると、Nasscomが市場調査会社Gartner Incと共同で実施したERP(enterprise resource planning)/CRM(customer relationship management)/SCM(supply chain management)/BI(business intelligence)等の法人市場に関する調査報告書は、以上の見通しを示している。それによると、インドは引き続きITサービス市場をリードし、今後もIT対応サービス(ITES)に最適な立地点で有り続ける見通しだ。
数年間に及ぶ長期固定価格契約が主流に成り、納入条件も厳しくなるものの、この種の潮流の下、インドの大手IT企業はより大きな契約を獲得できるものと見られると言う。