【ニューデリー】市況好転に伴いSteel Authority of India Ltd (SAIL)は今年度中に黒字転換できるものと予想される。SAILのArvind Pande会長は年次総会の席上、以上の見通しを語った。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが9月25日、Pande会長の言を引用し伝えたところによれば、今年第1四半期のトップ・ラインの改善は年初以来の全ての品目にわたるハイ・パフォーマンスによるもので、ボトム・ラインはより一層改善した。これは計画的な組織再編の直接の結果と言える。
過去5年間に実行されたコスト削減、人員整理、市場志向重視、厳格な財政運営等の諸施策は顕著な変化を生じさせ、SAILは専門家により運営される商業志向の効率的なビジネス・ユニットに変身した。今や顧客の満足度を最優先し、財政的な慎重さを中心課題とするようになったSAILは、黒字転換の軌道に乗ったと言う。