1995-09-01 ArtNo.2980
◆<馬>ブライット・パッケージング、光ファイバー事業に照準
【クアラルンプル】今年10月にクアラルンプル証取(KLSE)2部上場を目指すブライト・パッケージング・インダストリーズBhd(BPI)は光ファイバー及び光ファイバー・ケーブル製造業務の収益が最終的に既存中核業務の包装事業を追い越すものと予想している。
ラビ・マルカンド重役(MD)が木曜(8/30)に催された公募幹事及び引受行指名式典の席上明らかにしたところによると、BPIの96年8月末締め売上は3900万Mドル、税引き前利益は520万Mドルと予想され、今年10月に光ファイバー・ケーブルの製造を開始する50%出資子会社のフォトン・テクノロジー(M)Sdn Bhdの売上は2000万Mドルに達する見通しだ。ムサ・ヒタム会長によると、年間25万キロの光ファイバーと同8000キロの光ファイバー・ケーブルの製造能力を有するフォトンの新工場は国内最大規模で、目下テレコム・マレーシアの総額20億Mドル、4万5000キロの光ファイバー敷設工事入札に参加している。
また既に製造能力の上限に達した包装事業については、96年第2四半期までに200万Mドルが投じられラミネーター施設が拡張され、製造能力が現在の月産700トンから1000トンに拡大される。これに伴い製品の輸出比率は今日の42%から約60%に拡大されると言う。(NST:8/31)
|