【ニューデリー】商工省傘下の反ダンピング税・関連税総局(DGAD:Directorate General of anti-dumping and allied duties)は、ロシアとイランから輸入される硝酸アンモニウム(硝安)に対するダンピング調査を開始した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月25日伝えたところによると、Gujarat Narmada Valley Fertilisers Company Ltd (GNFC)、National Fertilisers Ltd (NFL)、Deepak Fertilisers and Petrochemicals Corporation Ltd(DFPCL) は、連名でロシア/イラン産硝安に反ダンピング税を課すよう陳情した。GNFCの硝安年産能力は4万トン、DFPCLのそれは3万6000トンで、DFPCLはマハラシュトラ州Mumbai近郊Talojaに国内最大規模の低密度顆粒状硝安(low-density prilled ammonium nitrate)の製造施設を有する。