2002-09-24 ArtNo.29793
◆Bajaj Auto、高利益率の維持とリーダーシップの奪還目指す
【ハイデラバード】地場二輪車メーカー、Bajaj Auto Ltd (BAL)はハイ・レベルなプロフィット・マージンを維持するとともに、来年度までにマーケット・リーダーの座奪還を目指す。
ビジネス・スタンダードとインディアン・エクスプレスが9月23日伝えたところによると、BALのSanjiv Bajaj副社長(財務担当)22日催された公認ディーラー、Sri Siddi Vinayaka Automobiles Ltdの新工場開所式後記者会見し以上の抱負を語った。それによると、今年第1四半期のプロフィット・マージンは、純売上(金利/減価償却引き当て前)の18%と、国内自動車産業の中では最高をマークした。BALは今会計年度を通じて同水準を維持できるものと見ている。
BALはモーターサイクルの販売で急速にライバルを追い上げており、今会計年度の二輪車販売は昨年度の132万台から155万台に拡大する見通しだ。この内モーターサイクルが60%、スクーターが40%を占める。
独自開発した“BYK”レーンジのモーターサイクルを新たに投入する計画で、その第1弾として近く100cc/4ストローク・モデルを3万ルピー未満で発売する。また最近発売した4ストローク、112cc、4段変速のスクーター“Chetak”は良好な売れ行きを見せており、来年は新たに高燃費でスタイリッシュな新スクーター2乃至3モデルを投入する。
BALは一両年中に農村部に少なくとも100店のディーラーを追加する。目下、同社は都市部を中心に全国に375店のディーラー網を有し、市街地では10キロに1店の割合だが、農村部は依然として開拓の余地が大きいと言う。
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